府中の塔の家

この家の建坪上限はわずか8坪であったため、少しの床も無駄にはできず、まず効率優先で全体の構成を組み立てました。階段の踊り場から 入る玄関、半地下、廊下の無い平面などにそれが現れています。


しかし幸いなことに小さい住宅は窓がとり易く、効率的な構成にいろいろな方向から自然光が入ることで空間を豊かなものにしてくれます。鉄筋コンクリートや 桐のフローリング、洋室の大型陶板など豊かなテクスチャーを持つ材料を多用したのも、シンプルの極みのような構成は床や壁の美しい表面によって活きてくる という思いから。

【設計】 橋本建築スタジオ
【施工】武蔵野建設工業(株)
【設計協力】 永添一彦
【撮影】 本木誠一(DOING)