Y House

高校の教師でクラブ顧問という職業柄、家に多人数で集まって自ら料理することも多い施主の希望は、15-6人が楽に座れる大きな無垢材 のテーブル(長さ3.4Mの桂材)を中心にもつ家を建てたいということでした。

 
料理しながら客と話すスタイルなので、座卓だと客を見下ろすことになり、テーブルだと大変な数の椅子が要る。そこで床に約40cmの段差を設けて掘 りごたつのようにし、椅子に腰掛けた人と床に車座になった人たち、そして料理する主人の目線の高さが揃うようにしました。この段差の下は全て収納です。
玄 関からこのLDKまでの廊下は暗く、階段を上って振り返ると一気に視界が開けて明るくなるなど、旗竿宅地の宿命である長い廊下を逆手にとって施主と演出を 楽しみました。このリビングからは直接屋上デッキへも出ることができ、とにかく集まって楽しむことに要を置いた住宅です。

【設計】 橋本建築スタジオ
【設計協力】  (有) 構造設計工房デルタ/久田基治
【施工】武蔵野建設工業(株)  小平商事(信州木曽の家具)